たかしまを彩る人 color.17 コティカフェ オーナーシェフ 中村フミコさん


 高島市マキノ町にある人気観光スポット・メタセコイヤ並木の入り口のほど近く。

白く愛らしいおうちが目を引くカフェ「コティカフェ」(マキノ町沢)は、地元食材を使用したランチやケーキが楽しめる。


ランチタイムには、「牛すじ肉とごぼうのトマト煮ドリア」、「鶏のクリームドリア」、「てりやきハンバーグ」などが千円前後で楽しめる。(いずれもライス・サラダ・小鉢・ドリンクつき・数量限定)


 「コティとはフィンランド語で〈家〉という意味です。もうひとつの家のように過ごしてもらえたらと。」とオーナーシェフ・中村フミコさんは話す。



定番メニューのひとつ、「タコライスドリア」
(小鉢・ドリンク付き900円/単品700円・税込)。ライスの上にはスパイスで旨味を引き出した挽肉。その上にチーズを載せて。新鮮なトマトとレタスが散らしてあって軽い仕上がり。ピリッとしたサルサソースも添えてあり、食が進む一品。



「あの頃身につけた経験のお陰で、タルトは手早く作れますよ。」コティカフェの人気タルト(ドリンク付き900円/単品550円・税込)は洋梨とりんごから選べる。米粉100%のシフォンケーキ(使う果物は季節によって変更)などもおすすめ。



親が美容師だったこともあって、かつては東京で美容師をしていたフミコさん。

大津市で母親と姉が営む美容院に、いずれ加わって仕事をするだろうという身内の予測とは対照的に、自身にその考えは無かったと話す。


その頃は、休日の過ごし方のひとつに、オシャレなカフェで過ごすことがトレンドとなっていて、癒しと息抜きを求めてカフェで過ごすことも多かったという。


そこで一緒に過ごした人から、生き方のヒントをもらったり背中を押してもらったり。たまたま読んだ本に希望を感じたりも。お客同士で何かが生まれたりする場に居合わせたり。そんな経験から、私もそんなカフェをしようと思ったのだそう。


ここにしようと決めた場所は人通りの少ない一角。集客が目的だったら賑やかな土地を選ぶけれど、以前から落ち着いた場所に身を置きたかったフミコさん。


 「父親の出身が高島で、馴染みのあるエリアでした。自転車で市内をリサーチしていくうちにどんどん北上してしまい、こちらに。他力本願ですが、近くの観光地を訪れた方にうちの店を紹介してもらってお越し頂けるほどよい位置で。」と笑った。


人にも自分自身にも心地よいと思えるお店で、カフェメニューを提供しようと考え、開業に向けて都内フランス菓子店の門を叩き、下積み生活がスタート...


この記事は書籍『paletters.-いろとりどり高島-』に収録されています。

取材当時の記事に、その後の出来事や新たな取材内容を加え、書籍としてあらためて構成しました。続きは書籍『paletters.-いろとりどり高島-』でお読みいただけます。

0コメント

  • 1000 / 1000