Go for it! #15 Café Early Bird(カフェ アーリーバード)田中広海(たなか ひろみ)さん
「とっておきの景色ですよ。日が落ちる頃、窓から見える景色は格別です。」と、水鳥でにぎわう琵琶湖を見つめ、田中広海さんは話す。
「カフェ アーリーバード」は、2020年10月にオープン。ランチタイムはスパイスの香り豊かなアジアンメニューや、地元湧水を使ったこだわりのコーヒーなどが楽しめる。
メニューは地のものを中心に、食材や調味料にこだわりつつもそればかりにとらわれない柔軟さも大切にしている広海さん。
人気のため定番ランチとなった グリーンタイカレー(コーヒーか紅茶のドリンク付き)は、鶏肉、きのこなど具だくさん。香辛料のさわやかな辛味とココナッツミルクの甘味のバランスが絶妙。お米は地元農家の滋味深いササニシキ。コーヒーは漕人さんによる湧水に合わせたオリジナルの一杯です。
台湾の人気屋台料理、トロリほろほろと甘辛く煮た 豚肉が楽しめるルーローハンは、八角の香り豊か。 (コーヒーか紅茶のドリンク付き)グリーンカレーに並んで人気メニューのため、こちらも定番となったそう。
コーヒーは漕人さんによる湧水に合わせたオリジナルの一杯です。
とろーりチョコの「フォンダンショコラ アイスクリーム添え」(コーヒーか紅茶のドリンク付き)寒くなると食べたくなる濃厚なチョコ。
以前は食品バイヤーとして21年間従事。その経験を仕入れにも活かしている。
食品バイヤーは、生産者と消費者の橋渡し役として生産元へ足を運び商談するほか、販売に至るまでに流行やニーズをリサーチしたり、他店と差別化をするための戦略を立てる業務も。
東奔西走の日々を過ごす彼女。それ以前はインポートブランドを扱うセレクトショップの従業員として働きつつ、趣味の旅行に充てていたのだそう。そうやって、自身は<何のために>働くのかを割と明確にしていた、と振り返る。
その当時は日本が好景気に沸き、豊かさの象徴としてブランド商品が強く好まれた。アッパークラスの人々の考え方や、生き方を知って刺激を受ける一方で、自分の求める精神的な豊かさに確信を持つ機会でもあったそう。
カフェに訪れたこの日は、天気にも恵まれ過ごしやすい気候だった。窓を開け放していると、水鳥のさえずりが心地よく迫ってくる。
深く腰を掛けてくつろぎ、徐々に日が傾き始めた頃。
「ね、ここからの景色は贅沢でしょう。朝も素晴らしいけれど、これからの時間もそう。一人で見るなんて本当にもったいないと思うの。ぜひ見ていって。」と、広海さんは窓辺に目配せをした...
この記事は書籍『paletters.-いろとりどり高島-』に収録されています。
取材当時の記事に、その後の出来事や新たな取材内容を加え、書籍としてあらためて構成しました。続きは書籍『paletters.-いろとりどり高島-』でお読みいただけます。
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